秋の南沢フェスティバル2015
2015年9月20日、学校法人自由学園で行われた秋の南沢フェスティバル2015に「どうぶつしょうぎブース」を出しました。未就学のお子さんから中学生まで、たくさんのお子さんが遊びに来てくれました。親子で来場される方が多いイベントで、お子さんだけではなく保護者にも遊び方を紹介し、知育教材で遊ぶ良さを知っていただくのが大きな目的です。
こうしたブースでは、スタッフとお子さんが1対1、または1対2でゲームの説明をすることができます。集まっているお子さんに一度に指導するのと違って、お子さんの理解の早さに合わせて一緒に遊ぶことができます。お子さんの視線の動き観察し、お子さんのことばに耳をかたむけて、お子さんが納得して、決めて、遊べるようにお相手をします。
ここ数年、文部科学省が学びのスタイルとして「アクティブ・ラーニング」を提唱しています。どうぶつしょうぎや将棋はアクティブ・ラーニングにぴったりの教材です。お子さんたちがアクティブに自分で学んでいくことが大切です。私が気をつけているのは、自分が話す時間は短く、お子さんが話す時間が長くなるように、自分ではなくお子さんが駒を持つ時間が長くなるように、お子さんが考える時間が長くなるようにといった点です。短い問いかけを用意することでそうした状況を作り出すよう工夫しています。
もともと子どもたちは、新しいことを知るのが大好き、考えるのが大好き、楽しいことに集中するのが大好きです。今回のイベントでは「まだやる〜」と集中して遊んでいるお子さんを「他のお店の物が売り切れちゃうから、いったんやめて他に」と説得しようとして失敗していたママもおられたほどでした。